自他ともに認める酒好きの私です。
毎晩、1年365日お酒をいただいております。アラカンでありますので、最近は少しお酒に弱くなっています。
毎晩のお供は、焼酎です。
この焼酎には、甲類と乙類という種類があるのをご存知でしょうか?
古い世代は甲と乙では甲の方が高級とのイメージがあると思いますが、そうではなく、製法の違いによる分類になります。
では本格焼酎は甲類でしょうか、乙類でしょうか?
答えは乙類です。乙類は芋・麦・米などの原料を発酵させたアルコールを一度だけ蒸留します。アルコール分は45度以下です。
よって、原料の風味・旨味がそのまま残りますので芋は芋なりの、麦は麦なりの味わいとなるわけです。
昔の乙類は、あまりにも原料の香りが強すぎて呑めるものではなかったような記憶がありますが、今は程よい香りになっており毎晩芋焼酎をいただいております。
一方、甲類は連続して蒸留することにより蒸留を繰り返し、純アルコールに近い96パーセントの蒸留水を作ります。これを水で薄めて36度以下にします。
だから、甲類の焼酎は乙類に比べて原料の風味が薄いものになってしまうんですね。酎ハイの焼酎はほとんどが甲類を使っているんじゃないでしょうか。
最近では、焼酎のハイボールが流行っているようですね。私はずっと水割り派だったので、毎晩のお供にハイボールのレパートリーを加えた近頃です。
それでは、また。