今月から今年のG1が始まります。競馬ファンはこれだけで何のことか理解できるでしょうが、このG1とはJRA(日本中央競馬会)が主催するグレード1のレースのことです。
一般的に重賞レースといわれG1からG3まであり、当然G1が優勝賞金も高くなります。
レースの主役は騎手と馬。馬はサラブレッドというやつですね。
JRAのコマーシャルはご覧になった方がいると思いますが、さっそうとコースを走る馬がサラブレッドです。
でもレースには事故が付きものです。騎乗の騎手さんも大けがをすることがありますが、サラブレッドは事故により大変な運命が待っているのです。
特に、脚の骨折。騎手さんは病院に運ばれ手当てを受けて回復すればまた、レースに出ることができますが、サラブレッドの場合はそうはいきません。
残念なことに、足を骨折したサラブレッドは安楽死という処置がとられるのです。
獣医さんに診てもらえばちゃんと治療ができるのじゃないのって思われがちですが、馬という動物はそうはいかないのです。
馬は立って眠るっていうことをご存知でしたか。だから、治療するために横たわらせることができないのです。
脚に負担がかからないようにするためには、あとは宙吊りにする方法が考えられますが、馬は繊細な動物なのです。
とても治療する何週間もあいだ、そういう状態ではストレスがたまって死んでしまうのです。
そういうことで、脚を骨折してしまうと、馬のためにも安楽死という処置がとられています。
サラブレッドは命を懸けて走っている。がんばれサラブレッド!
今日はこの辺で。